ホーム薬剤師からのヒント > 感染症予防(マスク編)

感染症予防(マスク編)

インフルエンザウイルスは、飛沫感染のほかに、手指を介して接触感染しますので、
流水と石鹸による手洗いは、感染を防ぐ上で非常に重要です。
手洗いのタイミング
・帰宅時
・人ごみから出たあと
・咳やくしゃみを手で押さえたあと

手指消毒アルコールを用いる場合
手指消毒アルコールは、流水と石鹸による手洗いの後に使用すると、より効果的ですが、
単独でも効果はあります。

① うがいの仕方

水だけのうがいでも予防効果はありますが、うがい薬を使用すると、より効果が高まります。
抗ウイルス作用をもつお茶や紅茶でのうがいも効果的でしょう。
うがいのタイミング
・帰宅時
・人ごみから出たあと
・のどが乾燥したとき、調子の悪いとき
・空気が乾燥しているとき

② マスクの装備の仕方

マスクは、ウイルスが身体の中に入ってくるのを、ある程度は防ぎますが、
その一番の働きは、感染している人が着用することで、他の人への感染を防ぐことです。
熱や咳、くしゃみといった症状があるときは、マスクを着用してください。

マスクの正しい装着方法
1.口と鼻をマスクで覆い、顔とマスクのすき間を最小限にするようにぴったりと装着してください。ワイヤー付きだと尚良い。
2.マスク使用中は、マスクに触らないようにしてください。
3.使用したマスクを触ったとき(マスクを外したときなど)は、流水と石鹸での手洗い、または、
手指消毒アルコールでの手指消毒をしてください。
4.使用中のマスクが湿ってきたら、新しいマスクと交換してください。
5.使い捨てマスクの再利用はせず、一回使うごとに捨ててください。
6.使用後は、ゴムの部分を持って外し、ビニール袋に入れるか、フタつきのゴミ箱に捨ててください。
捨てた後は、必ず手洗いをしてください。
【感染予防で使用する場合】
外側が不潔ですので、外側を触れないように、外側を中にして捨ててください。
捨てた後は、必ず手洗いをしてください。  

感染予防のためのマスク使用について
マスクを着用することにより、ドア・テーブル等に付着したウイルスが手を介して
口や鼻に直接触れることを防ぐことから、ある程度は接触感染を減らすことが期待されます。
また、環境中のウイルスを含んだ飛沫は不織布製マスクのフィルターにある程度は捕捉されます。
しかし、感染していない健康な人が、不織布製マスクを着用することで飛沫を完全に
吸い込まないようにすることは出来ません。

予防策として・・・
●咳や発熱等の症状のある人に近寄らない (2メートル以内に近づかない)
●流行時には人混みの多い場所に行かない
●手指を清潔に保つ

といった感染予防策を優先して実施することが推奨されます。
やむを得ず、インフルエンザ流行時に外出をして人混みに入る可能性がある場合には、
ある程度の飛沫等は捕捉されるため、不織布製マスクを着用することは一つの防御策と
考えられます。
ただし、人混みに入る時間は極力短時間にしましょう。