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点鼻薬をうまく使う。

内科・耳鼻科・小児科に受診の際、点鼻薬を処方されることがある。一般的に季節的なもの(花粉症などある時期のみ使用する)と慢性的なもの(副鼻腔炎など)に分けられる。ここでは、一般的に点鼻薬を処方された場合に使用方法を簡単に説明します。

点鼻薬の正しい使い方
アレルギー性鼻炎や鼻づまりなどの炎症を抑える効果が点鼻薬の種類の多くにあります。
一般には噴霧剤のタイプを使用します。少し粘度があり鼻の粘膜に直接噴霧でき、接触時間を長くすることができるようになっています。

点鼻薬の使い方
■軽く鼻をかんでおきます
■手をきれいに洗います
■容器をよく振ります。また点鼻薬の種類によっては最初に予備噴霧をおこない正常に噴霧されるか確かめることが必要なものもあります
■片方の鼻の穴をおさえてふさぎ、もう片方の鼻の穴に点鼻薬の先を入れて、薬液をたらしたり、軽く息を吸いながら噴霧したりします。
■その後は、しばらく頭を後ろに傾けた状態で数秒間静かに鼻で呼吸して薬液を鼻の奥まで届かせるようにします。
■使用後は、容器の先をきれいにふいてからキャップを閉めます。

点鼻薬の注意
■使用量や使用回数は必ず守りましょう。
■他の人に与えたり、後日残りを使ったりしないこと
■点鼻薬には血管収縮薬が含まれています。点鼻薬を乱用し続けると鼻粘膜は循環障害におちいり、かえって鼻づまりが起きます。市販の点鼻薬にもこの血管収縮薬が含まれているので1回の使用量、1日の使用回数、使用日数を必ず守ることが大切です。